だいぶ寒さも厳しくなってくると通勤途中の銀杏の木が黄色く色付いて来ます。
ひと昔前、朝一に行って海からあがって来ると、店ですでに新聞を読んでいた由二さんが、
「せいちゃん、今年も銀杏の木が色付いて来たねぇ。」
と話したものです。
と、新聞を読んでいたかと思えば、…
「あそこであれはないだろ。あそこではちゃぁーって下りてから、ビューってリップにあわせて、ロールインで決めるんだッ」
エッッ、見てたんですか?
時折、的確なアドバイスをくれた頃が本当に懐かしいです。
そんな思い出にふけて白渚を通過してみると、胸肩の面ツルの波が割れています。
朝一を逃した自分ですが、由二さんとのたくさんの思い出。
肩を揺らしながら、いいかぁ、セイジ…、ちゃんと起きろよ。
そんな声が聞こえてきます。
明日は頑張って起きようと思う自分でした。
Have a nice day ^^)/
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